2011年03月18日

経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか

多くの方がご存じのように、昨日、首都圏は、「このままでは大規模な停電になってしまう可能性があるので、節電協力をお願いします」って状態でした。

なので私は、読書してました^^

ちょうど昨日、生活クラブで注文してた本が届いたんですよ〜。

経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか (平凡社ライブラリー) [単行本] / C.ダグラス ラミス (著); C.Douglas Lummis (原著); 平凡社 (刊)

この本は、タイトルに惹かれて購入しました。

お金儲けの為の取引が、国の通貨危機を招いたり、小麦の価格が上がったり、、、そういう事態を目の当たりにして、お金儲け(=経済)中心に世の中が回っているコトに、疑問を感じている今日この頃なので。。。

でも、この本では、タイトルとは裏腹に、経済だけではなく、戦争と平和、環境問題にまで言及しています。

『この本の主張は、それぞれの問題に対する「常識」といわれる考え方が、本当のところ現実離れしたものであり、二十一世紀に生き残りたいと思うのなら、私たちが実際に直面している現状に合った考え方を常識にする必要がある、ということでえある。』

メディアは、「経済成長」の大切さを説いているけれど、私のように、「それって、そんなに大事なの?」って思い始めている人は、多いんじゃないのかな?

経済成長には限界があります。地球環境という限界が。
だから、世界の全ての人が、経済成長の恩恵を受けることはできません。
パイの大きさには限界があって、それを分け合うことしかできない。
つまり、「経済が成長する」という事は、「他の誰かのパイが小さくなる」というコト。

『遠い将来か近い将来かは分かりませんが、いつか、いわゆるパラダイム転換は起こると思います。今の非常識が常識になって、今の常識は非常識になる、そういう転換は必ず起こる。起こってしまえば、あんな愚かなものの考え方がどうしてできたのか不思議になると思います。人間は自分の住むところを壊していいとなぜ思ったのだろうか。命を壊して、機会や建物ばかり作って生き物を無視する。そして、自分を殺しにくるような「暴力団」をなぜ作ったのだろうか。そんなものの考え方をどうして信じたのかということが、学者の大きな研究テーマとなるでしょう。』

この本の最後の方に、反原発運動についての記述があります。

『反原発運動は、ユートピア主義とか理想主義とか、何かのイデオロギーに基づいた運動ではなく、現実に存在する問題に基づいた運動です。誰がどんな思想を持っていたとしても、放射能が漏れると同じように困る。放射能が漏れるかどうかは、意見や思想によって決まることではありません。それは現実なのです。
実際に放射能はこれまで何度も漏れたし、故障しない機械などありえないというごく当たり前のことを思い出せば、これからも漏れるということは分かります。ですから、反原発運動は残るかなくなるかではなく、間に合うか間に合わないか、が問題なのです。大きな事故が起きたあとでまた反対運動が盛り上がるのか、それとも運動が成功して事故が起きないように(原発をなくすことが)できるかどうか、なのです。』

この考え方に即して云うと、残念ながら、運動は間に合いませんでした。
原発がなくなる前に、大きな事故が起こってしまいました。。。

でも、事故が起こって、それでThe ENDという訳ではない。
これからも、私たちは、エネルギー問題のことを、考えなくてはならない。

もちろん、それだけではなく、経済成長の一方で貧困が生まれる、という問題についても、戦争や平和の問題についても、環境問題についても。
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2011年01月07日

今こそ、『ゲームセンター「CX」』!

久しぶりに、
ゲームセンター「CX」 [単行本] / 太田出版 (刊)
読みました。

この本は、主に、ゲームクリエイター、と言ったらいいのかな?
ゲーム制作に携わる方々のインタビューで構成されています。

具体的には、『スペースインベーダー』の西角友宏氏、
『信長の野望』の産みの親、シブサワ・コウ氏、
『ドラゴンクエスト』の開発を担当した中村光一氏、
『ポケットモンスター』の田尻智氏などなど。

インタビューは、どうしてゲーム制作に携わることになったのか、といった話から始まり、
「あなたにとって、ゲームとは?」という質問で終わります。

この最後の質問の回答が、どれも素敵なんです♪

『ゲームは私にとっての人生そのものです。空気吸うのと同じくらいで、ゲームそのものが生活そのものになっていますよ。』

『ゲームって一言で言っちゃうと夢かな。自分にとっても、ゲームやる人にとっても。』


なぜ、今、敢えてこの本を紹介しようと思ったのかって言うと、

先日、NHKの『日本の、これから』の『就職難』特集を、少し見たのだけれど。

見ていて驚いたのが、今の大学生や若者の、元気のなさ。

大企業志向。そしてマイナス思考(自分に自信がない感じ、後ろ向き)。
更に、消極的(中小企業を狙えってプレゼンを見て、「就活サイトには大企業しか載ってない。」ってアンタ。就活サイトとか、就活用のイベントとか、与えられた場でしか就活できんのかい!?)。

まぁタマタマ、そういう方が番組に出場していたダケなんだろう、とも思うのですが。。。


なんか、そういう人に、読んで欲しいな〜って思うよ。


『桃太郎電鉄』のさくまあきら氏のインタビューから、少し抜粋。

さくま (前略)大学卒業する時に戦後最大の就職難。オイルショックで紙がなくなって、ティッシュペーパーもないような時代で、みんなで「プロになろうか?」って言いだして。でも、「プロになる」ってどうすりゃいいんだよ、って。

有野 何のプロですか?

さくま なんだかわかんないけど、プロ(笑)。

有野 就職口がプロってことですか? なんかのプロじゃなくて(笑)?

さくま そう。プロ。マンガ家になるやつやら、フリーライターになるやつやら、バラバラ。』


敷かれたレールの先が途切れ途切れになっているのに、それでも敷かれたレールの上を走りたい人が多いようだけれど、敷かれたレールの先が、定年する歳まで繋がってる保証なんてないし。

もし仮に、そういうレールの上に載ったら載ったで、また悩みが生まれたりするみたいよ。
国家公務員をやってる義弟が、「未来に希望が持てない。」って悩んでたらしい。
(その話を友人にしたら、「莫迦じゃないの?」って言われたケド。でも、その悩み、私は分かるな〜。何やってもやらなくても、将来がどうなるか分かってる状態って、辛いコトだと思うよ。)


何か、もっと自由に、自分の好きなように、生きてもいいんじゃないかって思う。

まぁ勿論、「それでも自分は、レールに乗りたい!」って人も居るだろうし、それはそれでいいと思うけれど、
皆が皆、同じ生き方、しなくていいと思うんだよね。
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2010年11月22日

ヒロシマ、そして六ヶ所

久しぶりに読書で寝不足になりました。

読んだのは、↓の2冊。
広島の消えた日―被爆軍医の証言 [単行本] / 肥田 舜太郎 (著); 影書房 (刊) 六ヶ所村 ふるさとを吹く風 [単行本] / 菊川 慶子 (著); 影書房 (刊)


広島の消えた日―被爆軍医の証言 [単行本] / 肥田 舜太郎 (著); 影書房 (刊)の著者、肥田先生を知ったのは、ヒバクシャ―世界の終わりにです。

その後、ヒバクシャ―世界の終わりにの監督、鎌仲ひとみさんとの共著、内部被曝の脅威も読み、内部被曝について勉強させていただきました。

その肥田先生が初めて書いた本に、書き下ろしの『被爆者たちの戦後』を加えたのがこの本。

原爆体験の話が中心かと想像して読み始めたのですが、以外なコトに、原爆以前の肥田先生の体験が大半を占めます。だから期待外れ、というコトではなく、この原爆以前の体験も、予想以上の重みがありました。
原爆以前の話、原爆当日の話、その後の話、そして新たに加わった『被爆者たちの戦後』。どこをとっても重みがある内容です。興味がある方は、是非手にとって読んでみてください。


六ヶ所村 ふるさとを吹く風 [単行本] / 菊川 慶子 (著); 影書房 (刊)は、六ヶ所村ラプソディーに登場する菊川さんが書いた本です。

六ヶ所村のその後、だけではなく、菊川さんの人生、六ヶ所村をめぐる長年の運動について書いてあり、大変興味深い内容でした。

正直なところ、少し読みにくかったです。でもそれは、文筆業を生業としない菊川さん本人が書いたコトを思えば仕方のないコト。
読みにくさを感じた理由は、章の構成にも原因があるのかもしれません。時系列ではなく、テーマ毎に書かれているので、読みながら、時系列の前後関係が理解しにくく、少し混乱を招きました。

そんな欠点はあるモノの、読んで良かったと思えたのは、内容が充実していたからだと思います。

実は去年5月、仕事お休みしていた時、菊川さんが設立した花とハーブの里の『チューリップまつり』に行って来ました。
六ヶ所村に、発電用の風車が沢山あったのが印象的でした。また行きたいです。
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2010年08月04日

戦争関連本3冊

どもども。夏と言えば終戦? という訳ではないけれど、戦争関連本3冊、まとめて読みました。

それでも、日本人は「戦争」を選んだ餓死(うえじに)した英霊たちシベリアに逝きし46300名を刻む―ソ連抑留死亡者名簿をつくる


それでも、日本人は「戦争」を選んだ
この本は、東大で日本近現代史を教えている教授が、日清戦争から太平洋戦争までの戦争に至る背景を解き明かそうとの試みたものです。
内容は、中高生向けの講義が元になっています。

餓死(うえじに)した英霊たち
これは、自らも戦争に派兵された経験を持ち、一橋大学名誉教授でもあった方(現在は亡くなられています)が、『大量餓死をもたらした日本軍の責任と特質を明らかにして、そのことを歴史に残したい。大量餓死は人為的なもので、その責任は明瞭である。そのことを死者に代わって告発したい。』との強い想いによって書かれた本。
一橋大学名誉教授が書いた本だけあって、様々な資料を元に当時の日本軍の状況を明らかにし、大量餓死をもたらした背景、そして日本軍の特質について纏めています。

シベリアに逝きし46300名を刻む―ソ連抑留死亡者名簿をつくる
これは、自らもシベリアに抑留された経験を持ち、シベリアで死んだ同胞の為に作成したソ連拘留死亡者名簿を個人で作成した著者が、シベリア拘留死亡者問題などについて書いたものを纏めた本。

たまたまですが、この3冊を連続で読んだことによって話が繋がり、理解が深まった点もありました。そういう意味では、まとめて読んでよかったデス。

中でも印象に残ったのが、↓
餓死(うえじに)した英霊たち

大本営の無茶苦茶な作戦に翻弄され、無駄に(その大半が戦闘ではなく餓死によって)命を落としたという事実。

一番ビックリしたのは、太平洋戦争時に馬を連れて行ったこと(1頭も帰国しなかったそうです)。そして、銃剣で突撃したということ。

知っている人には今更なコトだと思うけれど、「え? 太平洋戦争だよね。戦車と戦うのに、馬に銃剣?」と。

以下は、この本に引用されている実録太平洋戦争〈第2巻〉ミッドウェー海空戦からガダルカナル撤退まで (1960年)の『人間の限界-陣中日誌』からの転載です。

『12月27日(1942年)
 今朝もまた数名が昇天する。ゴロゴロ転がっている屍体に蠅がぶんぶんたかっている。
どうやら俺たちは人間の限界まできたらしい。
 生き残ったものは全員顔が土色で、頭の毛は赤子の産毛のように薄くぼやぼやになってきた。黒髪が、ウブ毛にいつ変ったのだろう。体内にはもうウブ毛しか生える力が、養分がなくなったらしい。髪の毛が、ボーボーと生え・・・・・・などという小説を読んだこともあるが、この体力では髪の毛が生える力もないらしい。やせる型の人間は骨までやせ、肥える型の人間はブヨブヨにふくらむだけ。歯でさえも金冠や充填物が外れてしまったのを見ると、ボロボロに腐ってきたらしい。歯も生きていることを初めて知った。
 この頃アウステン山に不思議な生命判断が流行り出した。限界に近づいた肉体の生命の日数を、統計の結果から、次のようにわけたのである。この非科学的であり、非人道的である生命判断は決して外れなかった。
 立つことの出来る人間は・・・・・・寿命30日間
 身体を起して坐れる人間は・・・・・・三週間
 寝たきり起きられない人間は・・・・・・一週間
 寝たまま小便をするものは・・・・・・三日間
 もの言わなくなったものは・・・・・・二日間
 まばたきしなくなったものは・・・・・・明日』
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2010年06月07日

死刑について

本棚にレビューを追加しました。

きみが選んだ死刑のスイッチ

『死刑が犯罪の抑止力にならないコトは、死刑を廃止した国、州の状況をみると、証明されている。

死刑が犯罪の抑止力にならないのだとしたら、あなたが、死刑に賛成するのは、何故?

そこのところ、キチンと検証した上で、賛成か反対か、表明して欲しい。

良く考えないで賛成するのだけは、止めて欲しい。』


以前、レビューを書いた

死刑 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う

と共に、少しでも多くの方に読んでほしい本のひとつです。
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2010年04月04日

池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」

池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」 [単行本(ソフトカバー)] / 池上 彰 (著); 集英社 (刊)

世の中のコトを分かりやすい言葉で説明する名人、池上彰さんがマルクスの『資本論』について解説している本です。

この本、高校生を対象に、マルクスの『資本論』について解説した時の内容を元にしているそうで、文章は喋り口調。TV番組での池上彰さんの説明を見ているのと同じ感覚で、読み進めるコトができました。


で、読んでみた感想。


まず、「マルクス、すげ〜。」

今の経済の状態を、140年前に予言しているんですよ。


そして、「マルクス、一体何を考えていたんだ!?」

だって、文章が難解すぎる・・・。この文章、本当に、理解してもらう為に書いたんだろうか??


『一人の資本家が存在するためには多くの資本家が虐殺されるのである。この集中、もしくは少数の資本家による多数の資本家の財産収奪と並行して、労働プロセスにおける協同作業の形態が、たえず進んだ段階へと発展していく。同時にまた科学が意識的に技術へと応用されるようになり、地下資源が計画的に掘り出され、労働手段が協同でのみ利用できる形に変化し、協同の社会的労働の生産手段として利用されることによるあらゆる生産手段の経済化が進み、すべての民族が世界市場のネットワークに組み込まれ、それとともに資本制の国際的性格が発展する。巨大資本化はこうしてその数を減らしながら、この変容過程がもたらすいっさいの利益を奪い取り、独占していくのだが、それとともに巨大な貧困が、抑圧が、そして隷従と堕落と搾取が激しくなる。だがまた、資本制生産過程のメカニズムを通じて訓練され、統合され、組織化され、増加する一方の労働者階級の憤激も激しくなる。資本の独占は、それとともに、今度はまたその下で花盛りとなった生産様式そのものを束縛しはじめる。生産手段の集中は、そして労働の社会化は、ついにその資本制的な被膜と合わなくなるところまでくる。』


そしてマルクスは、

『そしてこの被膜は吹き飛ばされる。資本制的私的所有の終わりを告げる鐘が鳴る。収奪者たちの私有財産が剥奪される。』

つまり、資本主義経済が発展すると、革命が起こって資本家の財産が剥奪されるって、言っているのだけれど、この部分については、マルクスの予言どおりにはなっていない。

「いや、これから革命が起こるんだ。」と思う人も、もしかしたら居るのかもしれないけれども。


わたし個人的には、資本主義の良いところを残しつつ、労働者が搾取されるばかりで、資本家に資本が集中しないような形に、会社の経営の仕方が変わっていって欲しいなと思う。

とは言うものの、今のように、株主が居て、社員が働いてって状況では、それは実現できないだろうから、会社の形が変化する必要があると思うけれど。

例えば、株主=社員、という形にする、とか。
で、全ての社員が、平等に株を持つ。
勿論、社員以外の人は、株主にはなれない。

そうなると、搾取される側である社員は、同時に、搾取する側でもあるから、つまり、自分自身の利益に為に、働けるということになる。


世界の経済が、今後、どのように発展、変貌していくのか?
それについて、今まさに、世界規模の実験中なのだと思う。

世界中の国々が、経営者が、学者が、その他の経済に興味を持っている人たちが考えて、色んな実験をしている最中なのだと思う。


これからの日本の経済、一体どうなっちゃうんだろう? と思う方は、この本を読んでみると、何かヒントを得られるかも。考えるキッカケを得られるかも。

あ、勿論、マルクスの難解な文章は、池上先生が、分か〜りやすく、レクチャーしてくれますので、ご心配なく!
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2008年04月07日

最近読んだお奨め本〜『南京難民区の百日』〜

ここ数日、ちょっと集中して読書してます。

図解 よくわかる東洋医学―漢方薬・ツボ・食事、3つの養生法で治す図解 よくわかる東洋医学―漢方薬・ツボ・食事、3つの養生法で治す
(2005/05)
平馬 直樹稲田 恵子


戦争のない世界へ 5大陸20人が語り尽くす憲法9条戦争のない世界へ 5大陸20人が語り尽くす憲法9条
(2007/08)
グローバル9条キャンペーン


南京難民区の百日―虐殺を見た外国人 (岩波現代文庫―学術)南京難民区の百日―虐殺を見た外国人 (岩波現代文庫―学術)
(2005/08)
笠原 十九司


戦争の記憶を歩く 東南アジアのいま戦争の記憶を歩く 東南アジアのいま
(2007/03)
早瀬 晋三


写真で読む 僕の見た「大日本帝国」写真で読む 僕の見た「大日本帝国」
(2006/02/24)
西牟田 靖



見てのとおり、『図解 よくわかる東洋医学―漢方薬・ツボ・食事、3つの養生法で治す』以外は、戦争やら平和やらに関する本です。

そして、残りの4冊を分類するとしたら、『戦争のない世界へ5大陸20人が語り尽くす憲法9条』は、未来志向の本で、残りの3冊は、過去の軌跡を辿ることに主眼をおいた本となっています。

で、ここ数日で読んだ本の内、お奨めしたいなぁ、と思った本は、過去の軌跡を辿ることに主眼をおいた本の内の1冊、『南京難民区の百日―虐殺を見た外国人』です。

何がお奨めって、この本は、大変客観的なんですよね。

『戦争の記憶を歩く東南アジアのいま』も、大変参考になったのですが、たまに見られる主観的な表現がなければ、もっと良かったなぁ。

『写真で読む 僕の見た「大日本帝国」』に至っては、主観が入りすぎていて。。。


私は、この手の過去の軌跡を辿る資料には、史実としての正確さと、公平な視点を求めたいと思います。

だって、私は、事実を知らないから。
まずは、個人的な主観にとらわれていない、客観的な事実が知りたい。

『南京難民区の百日―虐殺を見た外国人』は、そんな私の希望に、応えてくれました。

あの時、南京で何が起こっていたのか。
その事実を知る、手がかりになる本です。



★おまけ★

今は、
ムラセ係長、雨水で世直し!ムラセ係長、雨水で世直し!
(2005/03)
秋山 真芸実

を読んでます♪

まだ途中ですが、村瀬さんの奮闘ぶりを読んでいると、何だか元気がもらえる感じです^^

気が向いたら、読み終わった時に感想を書くかも。

それでは、また!!
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2007年12月12日

ドイツは過去とどう向き合ってきたか(2)

ドイツは過去とどう向き合ってきたか、読み終わりました(>_<)


この本を読んで改めて、

何事も、正当に評価するためには、出来るだけ360度の視点から、物事を検証する必要がある

という事を感じました。


日本のマスコミは、日本の戦争被害(例えば、広島、長崎とか。東京大空襲とか。)を取り上げるのと同じ頻度で、日本が戦争で与えた被害(例えば、中国での『南京大虐殺』と呼ばれている出来事のことなど。)についても、取り上げるべきだ。

もちろん、マスコミからの情報を待つだけではなく、私たち自身も、本やインターネットで情報収集する際に、情報が偏らないように配慮すべきだ。

もしも、過去の日本のことを、出来るだけ正確に評価したいのならば。。。


ドイツは、第二次大戦後、しばらく経ってから、ナチスが何をやってきたのかを追求することで、周辺の国々からの信頼を取り戻してきました。

そして最近は、ドイツ側が受けた被害についても、語られるようになってきたそうです。(逆の言い方をすると、これまでのドイツは、自国から受けた被害を語れる状況ではなかったということですね。。。)

ドイツ側の受けた被害として、どんなことがあるかというと、終戦後の『追放』と呼ばれている出来事があります。一時的にドイツ領になっていた土地が、終戦により、ドイツ領ではなくなり、そこに住んでいたドイツ人たちが、逃げる中で何百万人も亡くなっているそうです。

『旧ドイツ領から追放されたドイツ人の総数は、約1700万人に達し、そのうちの12%にあたる211万人が死亡、もしくは行方不明になった。』

このように、与えた被害、だけではなく、受けた被害、についても取り上げることは、私はいいことだと思う。

勿論、両方を公平に取り上げるという前提つきで。

更に、その際に忘れてはいけない重要な事。

『NGO「償いの証」のシュタッファ氏は、「ドイツ人が被害者でもあったと語ることは、許されるべきです。だが、ドイツ人が被害を受けた原因は、ドイツが戦争を始めたことにあるということを強調すべきです」と語る。』


これは、そのまま、日本が過去と向き合う時にも当てはまる事。
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2007年10月22日

ドイツは過去とどう向き合ってきたか(1)

まだ読み終わっていないのですが、

ドイツは過去とどう向き合ってきたかドイツは過去とどう向き合ってきたか
(2007/03)
熊谷 徹


という本を読んでいます。

日本と同じく、第二次世界大戦の敗戦国であり、また、ユダヤ人の大量虐殺という過去を背負ったドイツという国が、どのようにして周りの国々や、ユダヤ人の信頼を回復してきたのか、というのは、以前から大変興味がありました。

ちょっと先になるかもしれませんが、読み終わったら、感想をアップします!
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2007年04月29日

テヘランでロリータを読む

テヘランでロリータを読むテヘランでロリータを読む
(2006/09)
アーザル ナフィーシー

という本を読みました。


『本書はイラン出身の女性英文学者アーザル・ナフィーシーが、1979年のイスラーム革命から18年間、激動のイランで暮らした経験を英語で綴った文学的回想録 Reading Lolita in Tehran : A Memoir in Books (Random House, 2003) の全訳である。』(『訳者あとがき』より)


これまで、イランのことを殆ど知らなかったのですが、この本では、

女性は9歳で結婚できたり、男性は4人の妻を持つことができる上に一時婚という制度があったり

女性は、外で大声で笑ったり、階段を駆け上がったり、アイスクリームを舐めたりすることも許されなかったり

美しすぎるというだけで罪に問われ、複数の看守に強姦された上で処刑されたり(強姦された上で処刑される理由は、処女は天国にいくからとのこと)

といった、当時のイランの出来事が語られています。

正直、あまりの内容に頭がついていけてないみたいで、考えをまとめて何かを言えるような段階まで、消化しきれてない状態です。。。
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2007年04月21日

井上ひさしの子どもにつたえる日本国憲法

先日、
井上ひさしの 子どもにつたえる日本国憲法 
を読みました♪


『はじめに』の文章が、たいへん印象的だったので、紹介します^^


『いまでは信じられないことですが、昭和20(1945)年の日本人男性の平均寿命は、たしか23.9歳でした。戦地では兵士たちが戦って死ぬ(あとでわかったのですが、戦死者の3分の2が餓死でした)、内地では空襲で焼かれて死ぬ、病気になれば薬がないので助かる命が助からぬ、栄養不足の母親を持った幼児たちは栄養失調で死ぬ。そこで大勢が若死にしたのです。女性の平均寿命も、37.5歳だったはずです。

 そんな時代ですから、私たち国民学校生徒も先生たちから、「きみたちも長くは生きられないだそう」と言い聞かされていました。「兵士となって戦地へ行くのか、防衛戦士として本土で戦うのか、それはわからないが、とにかく二十歳前後というのが、きみたちの寿命だ」。

 ところがあの8月15日を境に、なにもかも変わった。「きみたちは30、40まで生きていいのです」というのですから、頭の上から重石がとれたようで、しばらく呆としていました。(中略)

 その呆とした気持ちがシャンとなったのは、敗戦の翌年、日本国憲法が公布されたときです。(中略)

 二度と武器では戦わない。------これは途方もない生き方ではないか。勇気のいる生き方ではないか。日本刀をかざして敵陣へ斬り込むより、もっとずっと雄々しい生き方ではないか。度胸もいるし、智恵もいるし、とてもむずかしい生き方ではないか。そのころの私たちは、ほとんどの剣豪伝を諳んじていましたが、武芸の名人達人たちがいつもきまって山中に隠れたり政治を志したりする理由が、これでわかったと思いました。剣よりも強いものがあって、それは戦わずに生きること。このことを剣豪たちはその生涯の後半で知るが、いま、私たちはそれと同じ境地に立っている。なんて誇らしくて、いい気分だろう。

 この子どものときの誇らしくていい気分を、なんとかしていまの子どもたちにも分けてあげたいと思って、私はこの本を手がけました。』


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今週のマガジン9条(5)

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参院選の結果を見て感じていること
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2007年04月07日

洋書の読書記録(1)

1ヶ月ほど前から、英語の勉強に洋書の絵本を読み始めました。

読書記録用に
めざせ100万語! 読書記録手帳めざせ100万語! 読書記録手帳

SSS英語学習法研究会 (2005/03/26)
コスモピア

なんてのも市販されてますが、ムックはブログに読書記録を残そうと思います。

という訳で、以下の記載は、この1ヶ月程の間に読んだ本(絵本ばっかり^^)の記録です。


Curious George's OppositesCurious George's Opposites
(1998/03/30)
不明



Curious George's ABCsCurious George's ABCs
(1998/03/30)
不明



Bus StopsBus Stops
Taro Gomi (1999/07)
Chronicle Books Llc (Juv)


Spring Is HereSpring Is Here
Taro Gomi (1999/03)
Chronicle Books Llc (Juv)


My FriendsMy Friends
Taro Gomi (1995/09)
Chronicle Books Llc (Juv)


Curious George's First Words About AnimalsCurious George's First Words About Animals
(2005/03/30)
Margret ReyH. A. Rey



I'll Teach My Dog 100 Words (Bright & Early Books)I'll Teach My Dog 100 Words (Bright & Early Books)
(1983/03/14)
Michael Frith



Inside Outside Upside Down (Beginner Books)Inside Outside Upside Down (Beginner Books)
Stan Berenstain、Jan Berenstain 他 (1982/08/23)
Picture Lions


In a People House (Beginner Books)In a People House (Beginner Books)
Theo Le Sieg、Dr. Seuss 他 (1982/04/22)
Picture Lions


The Eye Book (Bright & Early Books)The Eye Book (Bright & Early Books)
Theo Le Sieg、Dr. Seuss 他 (2000/05/02)
Picture Lions


Go, Dog. Go!: P.D. Eastman's Book of Things That Go (Bright & Early Board Books)Go, Dog. Go!: P.D. Eastman's Book of Things That Go (Bright & Early Board Books)
(1997/07)
P. D. Eastman



The Foot Book (Blue Back Book)The Foot Book (Blue Back Book)
Dr. Seuss (2004/01/05)
Collins


Hop on Pop (Dr Seuss Blue Back Books)Hop on Pop (Dr Seuss Blue Back Books)
Dr. Seuss (2003/05/06)
Picture Lions


The Complete Cat in the Hat (Dr Seuss)The Complete Cat in the Hat (Dr Seuss)
(2004/11/01)
Dr. Seuss



Wild Bears (Seemore Readers)Wild Bears (Seemore Readers)
Seymour Simon (2002/04)
Seastar Books


Danny and the Dinosaur (I Can Read)Danny and the Dinosaur (I Can Read)
Syd Hoff (1993/01)
Trophy Pr


Little Bear (I Can Read)Little Bear (I Can Read)
Else Holmelund Minarik (1978/04)
Trophy Pr


A Kiss for Little Bear (An I Can Read Book)A Kiss for Little Bear (An I Can Read Book)
Else Holmelund Minarik、Maurice Sendak 他 (1984/04)
Trophy Pr


Father Bear Comes Home (An I Can Read Book)Father Bear Comes Home (An I Can Read Book)
Else Holmelund Minarik (1978/10)
Trophy Pr


Little Bear's Friend (Little Bear)Little Bear's Friend (Little Bear)
(1990/04)
Else Holmelund Minarik



Little Bear's Visit (Little Bear)Little Bear's Visit (Little Bear)
(1979/12)
Else Holmelund Minarik



Harry and the Lady Next Door (I Can Read)Harry and the Lady Next Door (I Can Read)
Gene Zion (1978/04)
Trophy Pr


Frog and Toad Are Friends (I Can Read)Frog and Toad Are Friends (I Can Read)
Arnold Lobel (1970/08)
Harpercollins Childrens Books


Days With Frog and Toad (I Can Read)Days With Frog and Toad (I Can Read)
Arnold Lobel (1984/09)
Trophy Pr


Frog and Toad All Year (I Can Read Books (Harper Paperback))Frog and Toad All Year (I Can Read Books (Harper Paperback))
Arnold Lobel (1984/09)
Trophy Pr


Frog and Toad Together (I Can Read Book)Frog and Toad Together (I Can Read Book)
Arnold Lobel (2007/06)
Harperfestival


Eeyore Has a Birthday (Puffin Easy-to-Read)Eeyore Has a Birthday (Puffin Easy-to-Read)
Stephen Krensky、A. A. Milne 他 (2001/10)
Puffin

Tigger Comes to the Forest (Puffin Easy-to-Read)Tigger Comes to the Forest (Puffin Easy-to-Read)
A. A. Milne、Stephen Krensky 他 (2002/10)
Puffin


Christopher Robin Leads an Expedition (Puffin Easy-to-Read. Level 2)Christopher Robin Leads an Expedition (Puffin Easy-to-Read. Level 2)
A. A. Milne、Stephen Krensky 他 (2003/04)
Puffin


Pooh Goes Visiting (Puffin Easy-to-Read. Level 2)Pooh Goes Visiting (Puffin Easy-to-Read. Level 2)
Stephen Krensky、A. A. Milne 他 (2002/10)
Puffin

Curious George Flies a Kite (Curious George)Curious George Flies a Kite (Curious George)
Margret Rey (1977/10/12)
Houghton Mifflin (Jp)




実は昨日、会社帰りに購入した約1万円分の洋書を電車に置き忘れ、駅員さんに探してもらったのですが、でてきませんでした。。。

でも、めげずに洋書の読書を続けたいと思います!!
posted by ムック at 22:41 | Comment(0) | TrackBack(4) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月31日

憲法九条を世界遺産に

憲法九条を世界遺産に
太田 光、中沢 新一 他 (2006/08/12)
集英社


遅ればせながら、読みました。


教育基本法が変わって防衛庁は防衛省に昇格し、憲法改正のための国民投票法案についての審議も行われ。。。

と、安倍政権が憲法改正のために着々と準備をしている今。

国民投票の対象となる全ての国民が、後悔することのない選択をして欲しい。

それが、今の私の、心からの願いです。


そして、その為にも、一人一人が、憲法改正について、本音のところでどう思っているのか、じっくり考えた上で、投票して欲しい。

そう願っています。


更に言うと、「護憲派」とか「改憲派」。あるいは、「右翼」とか「左翼」。そんな言葉で括れるような型にハマった考え方には拘らず、様々な視点から、自由に考えてみて欲しい。

もちろん、自分自身も含め。。。

『憲法九条を世界遺産に』に収録されているインタビューのやり取りも、「護憲派」、「改憲派」、「右翼」、「左翼」といったカテゴリーにスッポリ収まるような内容ではありません。

だからこそ、この本を読むことで、これまでとは違った視点や視野で、憲法改正について考えるキッカケになるのではないかと思います。


この本の中で、太田さんが、『戦前生まれにとっては今の日本国憲法は違和感があるみたいだけど、自分にとっては生まれた時からこの憲法なんだ。』いうようなことを発言されてます。

(この部分の記述、本をパラパラめくって探してみたけど見つけられませんでした。。。言葉の言いまわしは記憶に頼って書いてます。)

だよねだよね〜。あたしもそうだよ。

生まれた時から今の日本国憲法があって、憲法9条があって、小学生の頃は、『非核三原則』とかで盛り上がってたのを覚えている。

戦後生まれの私達は、戦前(つまり、憲法9条がなかった日本)を知らない。

だからこそ、戦後生まれの私達は、「憲法9条が無くなったら、日本はどう変わるのだろうか?」という事を、良く検証しておく必要があると思う。



<追伸>
お正月に硫黄島からの手紙を見ました。
ストーリーをバラしたくないので詳しい感想は書きませんが、見て良かった!
この映画も、憲法9条について考えるキッカケのひとつになるかもしれません^^


■関連記事

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日本国憲法(第三章 国民の権利及び義務)

マガジン9条(1)

憲法改正について

憲法を改正していないのは日本だけ?

マガジン9条(2)

9条守ろう!ブロガーズ・リンク

「群れ」と愛国心

軍隊は何を守るのか?

憲法改正の根拠?

愛する人をどう守る?

自衛隊は軍隊か?

日本国憲法(第十一章 最高法規)

素朴な疑問

人の命が駒になるとき

戦争で解決できるのか?

靖国参拝と日本の防衛

9条を守る理由

人の心を狂わせる

今週のマガジン9条(1)

今週のマガジン9条(2)

周辺の国々との緊張を軽減するために何ができるか?(1)

周辺の国々との緊張を軽減するために何ができるか?(2)

九条実現!

誰のための改憲か?

日本国憲法2.0開発部

今週のマガジン9条(3)

マガジン9条国民投票の結果発表!

一宇宙人として 一言物申す!

「正しい戦争」は本当にあるのか(1)

「正しい戦争」は本当にあるのか(2)

「正しい戦争」は本当にあるのか(3)

「正しい戦争」は本当にあるのか(4)

「正しい戦争」は本当にあるのか(5)

「正しい戦争」は本当にあるのか(6)

護憲は現実的だ!(1)

護憲は現実的だ!(2)

憲法9条改正、賛成ですか? 反対ですか?

憲法改正限界説について

いまどきの「常識」

イノセント・ボイス〜12歳の戦場〜

Sorry Everybody

遠い太鼓

メッセージ

ある少女のスピーチ

今週のマガジン9条、そして質問。。。

みんなでおしゃべり(^.^)

広い視野とたくさんの視点

今週のマガジン9条(4)

ブログの記事から

野ばら

今週のマガジン9条(5)

NoMDチームに参加!

今週のマガジン9条(6)

九条の会@mixi

アトラスさんの日記より〜改憲した後のことも考えよう!〜

独り言、そして憤り

村野瀬玲奈さんのコメントより〜現実に合わせて改憲する?〜

自衛隊についての私の意見

武力で守れば絶対に安全?

軍隊があれば解決する?

今週のマガジン9条、ほか

今週のマガジン9条(7)

日本という国

客観的な視点の必要性

憲法なんて知らないよ

活憲

「愛国心」再び

教育基本法案、反対!!

愛国心を教育することについて

7つの社会的な罪(マハトマ・ガンジー)

ヒバクシャ ドキュメンタリー映画の現場から(1)

ヒバクシャ ドキュメンタリー映画の現場から(2)

ヒバクシャ ドキュメンタリー映画の現場から(3)

原発がどんなものか知ってほしい

石原氏の絶対得票率と国民投票法案

国民投票法案についてのお願い

2008年度用高等学校教科書検定結果についての見解

最後まで諦めない

Campaign for Nuclear Disarmament

『国民投票法案についてのお願い』のその後(1)

『国民投票法案についてのお願い』のその後(2)

井上ひさしの子どもにつたえる日本国憲法

日本がもし100人の村だったら(憲法改正編)

鎌仲ひとみさん

私たちは現日本政府の体制変革(レジームチェンジ)に反対します

どうなる? 国民投票法案

本日、国民投票法案の委員会採決が実施されます〜環境保護の為にも世界平和を! そのために、今できることを少しでも〜

「日本国憲法の改正手続に関する法律」成立

軍隊を保持しない国

ドイツは過去とどう向き合ってきたか(1)

ドイツは過去とどう向き合ってきたか(2)

最近読んだお奨め本〜『南京難民区の百日』〜

参院選の結果を見て感じていること
posted by ムック at 01:24 | Comment(0) | TrackBack(6) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月16日

活憲

だい〜ぶ時間がかかってしまいましたが、改憲関連本3冊。読み終わりました(>_<)



これらの本を読んで、いくら良い憲法があっても、それだけじゃ、憲法は活かされないんだということを再認識しました!

更に、今、政府はどんな意図に基づいて改憲しようとしているのか、というコトについて、憲法9条以外の部分についても勉強するコトができました。

そして、もし、政府の意図どおりの改憲が行われたら、どんな日本になるのかってコトを想像して、少し暗い気持ちになったりも。。。

だからこそ、そうならないように、現在の政府が提案している憲法草案に反対していきたいと思います!


読んでみて、最も「オススメしたい!」と思ったのは、
です!

「活憲」という言葉は、五十嵐さんの造語で、『憲法の基本理念にもとづいた政治を実現し、憲法を日々の暮らしに活かすこと』を指しています。

良い言葉ですよね。活憲!


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独り言、そして憤り

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客観的な視点の必要性

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最後まで諦めない

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どうなる? 国民投票法案

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2006年09月28日

今日、心に響いた言葉

本(というか活字)を読むのが好き。
なんだけれど、小さい本棚しか持ってない(>_<)

故に、本棚にあるのは、厳選されたお気に入りの本たちです♪
そして、そのお気に入りの本を、何度も、何度も繰り返し読んでます(^.^)

さて。そんな風に、さっきもお気に入りの本を読んでいました。

恋のあっちょんぶりけ


何度も何度も読んでいるんだけれど、その中の、以前からちょっと印象に残っていたある文章が、今日はとてもとても、心に響いた。

『それでも、私は、やっぱり人に対して怒ったり泣いたり喜んだりをやめないと思う。それは人を信じることをやめないってことと少し似てると思う。』


実は今日、とても頭にくることがありました。
会社に居る間は頭に来ていたんだけれど、会社帰りのコンビニで独りになったら、今度は泣きそうになった。。。


今日だけではなく、最近、ムックの周りはちょっとバタバタしています。

それは、11月末で今の会社を辞めて、転職するから。

これまで何度か転職をしてきたけれど、辞めるのにこんなに大変な想いをしたのは今回が初めて。

そんなコトもあって、涙もろい今日この頃。。。

でもね。こんな風に、怒ったり泣いたりするのも、やっぱり、人を信じる気持ちがあるからこそ、なんだよなぁ。

信じているから頭にくるし、哀しくなる。

でもやっぱり、あたしも、人を信じるのを止めないと思う。
生きている限り。。。
posted by ムック at 02:34 | Comment(6) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月20日

みんなの憲法二十四条&映画日本国憲法読本

みんなの憲法二四条 みんなの憲法二四条
福島 みずほ (2005/05)
明石書店


読みました(^^)

特に印象的だったのは、この条文が日本国憲法に加えられるキッカケを作ってくださったベアテ・シロタ・ゴードンさんの想い、ですね。

たまたま、
映画日本国憲法読本 映画日本国憲法読本
島多 惣作、竹井 正和 他 (2005/04)
フォイル

も読んでいて、コッチにもベアテ・シロタ・ゴードンさんのインタビューや、日本国憲法が制定されるまでの話が載っていて、両方共、興味深かったデス。

日本国憲法を制定する際、天皇制の部分や9条の部分よりも、24条の部分の方が日本政府側の反対にあったというエピソードが載っていて、少しビックリしました。

日本の男性は、そんなにも男女平等に抵抗があったのか、と。

そして、それは、今にも生きているのかもしれない。

ムックは最近まで、そういうコトをあまり感じるコトなく生きてきた。

(その背景としては、一人暮らしができるだけの給料を貰うため、給与の男女差がない職場で働かざるを得ないという事情もあったと思う。

そういうコトもあって、必然的に、男女差のない業界で生きてきました。)

でも、今の職場で働くようになって、初めて、男女平等ではない環境が、今なお、存在することを知った。

でもって、この本を読んで、憲法24条を現実のモノにするためには、私たちが、現実の世界で、男女平等を実現するための行動を起こしていく必要があるんだと再認識した。

男女平等は、黙って実現できるモノじゃない。作るモノなんだ、と。

「私は、男女不平等を受け入れるつもりはない。」

そういう信念を持って生きていかなければ、男女平等は実現できないんだ
、と。

自分の価値感、信念と異なる生き方はしたくない。
posted by ムック at 00:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月18日

憲法なんて知らないよ

憲法なんて知らないよ 


この本では、現在の日本国憲法を、『分かり易く翻訳する』という試みを行っています。

例えば、9条はこんな感じ。

『@この世界ぜんたいに正義と秩序をもとにした平和がもたらされることを心から願って、われわれ日本人は、国として戦争をすることを永遠に放棄する。国の間の争いを武力による脅しや武力攻撃によって解決することは認めない。』

『Aこの決意を実現するために、陸軍や海軍、空軍、その他の戦力を持つことはぜったいにしない。国というものには戦争をする権利はない。』



日本国憲法を読んでいて、「分かりにくいなぁ。」と思ったら、この本の翻訳を参考にしてみるのも良いかもしれない(>_<)

この翻訳はひとつの解釈であってで、「これが正しい!」というモノではありませんが、日本国憲法を理解、及び解釈する上での参考として、役に立ちそうです♪
posted by ムック at 04:03 | Comment(4) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月06日

本を買い込んだのだ!

CCNP CITが終わったので、これまで「読んでみたいな♪」と思いつつ、後回しにしていた本たちを入手しました(>_<)

憲法「改正」―軍事大国化・構造改革から改憲へ
改憲問題
活憲―「特上の国」づくりをめざして
上の3冊は、他の方のブログなどで見かけて、「読んでみたいな〜。」と思っていた本達です。


〈民主〉と〈愛国〉―戦後日本のナショナリズムと公共性
コレは、日本という国と同じ著者の本です。

日本という国を読んで、興味を持ったので買ってみました☆彡

が、この本、すんごい分厚い(>_<)
なんと、966ページまであるよ!!

こんな分厚くて高い本。技術書以外では初めてかも。。。


軍縮地球市民 (No.4(2006Spring)) / 明治大学軍縮平和研究所
最後のコレは、本ではなくて雑誌です。

NoMDチームのメンバーが紹介してくれました。


とりあえず、
憲法「改正」―軍事大国化・構造改革から改憲へ
から、読んでます♪
posted by ムック at 23:47 | Comment(2) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月04日

日本という国

日本という国 

という本を読みました(^.^)

本を開いて、まず、字が大きいコトにびっくり(>_<)しました。

この本は、理論社YA新書「よりみちパン!セ」という、「中学生以上すべての人」向けのシリーズのひとつのようです。

「中学生以上すべての人の」とあるように、中学生でも分かるように書いてありますが、内容は充実していて、わたしには、とても勉強になりました☆彡


内容は、2部に分かれています。

1部では、『明治の日本のはじまり』というコトで、
・福沢諭吉が『学問のすすめ』を書いた目的
・大日本帝国が義務教育を行った目的
・大日本帝国が日清戦争(や、その後のいくつかの戦争)を行った背景
について、福沢諭吉の考えを紹介しながら、説明しています。

そして2部では、『戦後日本の道のりと現代』というコトで、太平洋戦争後の日本と、周りの国々との関係について、書かれています。

ここでは、2部で取り上げられている話題の内、主に戦後賠償の話について、整理してみたいと思います。


まず、1945年8月、太平洋戦争が終わり、日本は米軍に占領されました。

太平洋戦争では、約310万人(人口の約4%)の軍人及び民間人(沖縄で約15万人、原爆で約30万人)が死亡し、約1500万人の民間人が空襲などで家を失いました。

沖縄戦の末期には、米軍に追い詰められた日本軍が銃を突きつけて壕や洞窟に隠れていた民間人を追い出したり、民間人を米軍の砲爆撃の中に放置したり、民間人に集団自決を迫ったりしたと言われています。

日本が占領したアジア各国の死亡者数は、日本の教科書に載っている(つまり、文部省が認めた)数字は、以下のとおりです。

・韓国・朝鮮=約20万(韓国政府は35万以上と主張)
・台湾=約3万
・中国=約1000万(中国政府は2000万以上と主張)
・ベトナム=約200万
・ミャンマー=約5万
・フィリピン=約100万
・マレーシア=約5万
・シンガポール=約8万

日本が米国から独立したのは1952年4月。
サンフランシスコ講和条約によって、独立しました。

当時、世界は、米国とソ連を中心とした冷戦時代に突入していました。

そういった背景もあって、米国は、サンフランシスコ講和条約で日本が独立する前(1951年)に、日米安保条約を結び、日本が米国から独立した後も、日本に米軍の基地を残せるようにしました。

サンフランシスコ講和条約が結ばれたサンフランシスコ講和会議で、ソ連は、米軍が日本に残ることに反発し、米軍の撤退と日本の民主化、非軍国主義化の保障を含む修正案を提出しましたが、この修正案を議題とすることを否決されたため、ソ連、ポーランド、チェコソロヴァキアは、調印を拒否しました。

また、この講和条約の14条には、日本に侵略された各国の日本への賠償請求権を放棄という内容が盛り込まれていました。

そのような条約の内容に不満があるとして、インド、ビルマは会議を欠席しました。

インドネシア、フィリピンは、調印はしたものの、賠償に関する二国間協定を結ぶよう主張したり、賠償に向けた協議を直ちに開始するよう迫りました。

最終的に、フィリピンと南ベトナムは賠償請求権を放棄せず、インドネシアは条約を批准しませんでした。

また、当時、朝鮮戦争中だった北朝鮮、韓国、中国は、会議に招待されることもありませんでした。

では結局、日本の戦後賠償はどうなったのか。


まず、ビルマ、インドネシア、フィリピン、南ベトナムの4カ国とは、個別に交渉し、1955年から1959年にかけて賠償を支払いました。

そして、韓国とは、1965年に日韓条約を結んだ際、韓国への経済援助を行うことで、賠償問題を解決しました。

しかし、フィリピン、韓国、南ベトナムは、当時、独裁政権に支配されていたため、日本が支払った賠償金や経済援助は、独裁政権が自由に使ってしまいました。
それだけではなく、日本の戦後補償に対する人々の不満の声も、独裁政権によって弾圧されていました。

これらの国の人々は、独裁政権が倒れてから、日本に対して補償を求める声をあげることができるようになりました。

それに対して日本政府は、「外交的に解決済み」という姿勢を取り続けています。



そして、カンボジア、ラオス、マレーシア、シンガポールの4カ国に対しては、1950年代後半から1960年代にかけて、各国への経済援助や技術協力を行うことによって、賠償問題を解決しました。

また、1975年にベトナム戦争が終わった時には、統一ベトナム政府に無償経済協力を行いました。

しかし、経済援助や技術協力は、個人に対して行うものではないので、やはり、この場合も、各国で実際に被害を受けた方々が、直接恩恵を受けることはできませんでした。


少し年代が戻りますが、中国に対してはどうなったのか、というと、1972年の日中共同声明で、中国に賠償請求を放棄してもらい、日本は中国に経済援助を行いました。

日中の第一回首脳会談の前に、周恩来首相は、以下のように述べています。

「日本軍国主義者による中国侵略で、中国人民は巨大な災難に遭遇したし、侵略戦争の結果、日本人民も巨大な災難に見舞われた。しかし、毛主席は昔から一握りの軍国主義者と広範な日本人民を区別してきた。」

更に、日中首脳会談の場では、以下のように述べています。

「われわれが賠償請求を放棄するのは、両国民の友好関係を思う気持ちに発しており、日本人民を賠償の負担によって苦しませることを考えないからなのだ。」

つまり、中国を侵略したのは日本の一部の軍国主義者たちであって、多くの日本国民ではないのだから、日本国民に負担をかけるような賠償請求はしません、ということです。

このようにして日本への賠償請求を取りやめた中国にとって、戦犯が祀られている神社を参拝するということがどのような意味を持つのかを考えることは、今後、中と日本の友好関係、信頼関係を築く上で、非常に重要だと思います。



以上が、日本が各国に対して行った戦後補償の対応です。


最後に、日本とソ連の話をしたいと思います。

日本は、サンフランシスコ講和条約に調印しなかったソ連と、日ソ共同宣言をキッカケに、国交を回復しました。

そしてその際、
日本は、ソ連に対して、賠償請求権を放棄しました。

が、その後も、元シベリア抑留者の方々は、強制労働への補償と謝罪を要求していました。

それを受け、日本政府は、「国民個人からの請求権まで放棄したのではない」という表明をしています。


最後に少しだけ、引用します。

『日本政府は、アジアの民間からの補償請求には「国家間では解決済み」といいながら、自国民が被害をこうむったシベリア翌週問題では「国民個人の請求権は放棄していない」と表明したわけだ。

こんな態度は、ご都合主義をいわれてもやむをえない。

アジア各地から補償請求を要求している人たちから、「それなら、日本政府の言い分どおり国家間では賠償問題は解決済みだとしても、われわれ個人の補償請求権は認めるべきだ」といわれてもしかたがないといえる。』
posted by ムック at 23:04 | Comment(18) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月30日

野ばら

こんな夜にはこんな読書「野ばら」に、

『ムックのブログを読んでいて

 小学生のとき
 国語の教科書に載っていた
 小川未明の「野ばら」という話を思い出した。』

と書いてあったので、読んでみました。



とても素敵なお話でした♪

そして、強いメッセージを感じました。

作家って素晴らしいですね(^.^)

理論的なコトを100書くよりも、とっても短いお話ひとつで、強烈なメッセージを伝えることができるなんて。。。


わたしのブログで、こんな素敵なお話を思い出してもらえたことが、とても嬉しく思います☆彡
posted by ムック at 21:33 | Comment(0) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする